なんの根拠もないが、空挺特化大隊がクーデターを計画しているとの、国会討論があり、
(だいたい政治家の選挙へ向けたパフォーマンスだったと思うが、)
空挺は矢面に立たされたことがあった。
空挺は主戦闘部隊が三個普通科群(当時)であるのに、特化だけでクーデターが出来るわけがない。
ぼんやりしながらテレビを見ていた記憶がある。
いまから約30年前のことだ。
(北朝鮮の謀略か?)
そんなわけで、とばっちりを食らって、空挺部隊は危険である、との判断がなされ、
ヘルメットのウイングマークが塗りつぶされてしまい、
外見上は、まったく一般部隊と見分けがつかなくなってしまったことがある。
ウイングマークは、日本語で空挺徽章(きしょう)であり、空挺隊員の誇りでもある。
これを獲得するために、どんなに努力したものか。
空挺徽章(ウイングマーク)は、5回降下して初めて空挺隊員として認められ、あのバッジを胸につけることができる。
ヘルメットにもそうだ。かっこいい (〃⌒ー⌒〃)ゞ
それが消されてしまった。カッコ悪い (・・*)ゞ
さらに、自衛隊そのものが、あの当時、危険視され、
富士演習に行く際にも、移動中は迷彩服は使用禁止、
OD服を着用し、演習場について、やっと迷彩服を着られた。
ちなみに、あの当時、迷彩服着用を許されていたのは、空挺だけだった。
かなり惨めだった。だが、誰一人として、不服を言わなかったことが、なかなか空挺らしいといえる。
給料と、降下手当と、空挺手当を貰えば、それでよかったのかもしれない ^ ^ ゞ
しかし、空挺があの当時、かなり危険視されていたのも事実である。
おれがいたからか?
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